仕事を始めることとなり、まず最初にしなければならないのが、人間関係の構築です。うまくやっていけるかどうか不安。
仕事復帰でまずは、それが一番の悩みのタネとなります。
さまざまな人と仕事をするうえで、コミュニケーションの能力は大事な要素となっています。
インターネットやSNSの普及によって、日常だけでなく、仕事のやりとりもメールで連絡するし、直接のやりとりが減っていることは確かです。
しかし、職場で人と関わらずにメールだけで仕事を進めることはできません。やはり電話対応や、お客様対応、社内の人とやりとりをしていかなければなりません。
これから仕事を再開しようと思っている方、もうちょっとコミュニケーション力を鍛えていきたいと思っている方におすすめの方法を説明していきます。
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聞き上手になりましょう!
友人関係でもそうですが、コミュニケーションの能力が高い人は、話し上手なイメージがあります。しかし、そうではなく聞き上手であることです。
「そうなんですね!」「なるほど」「確かにそうですね!」
どんな人でも自分の話を聞いてくれたら嬉しいものです。コミュニケーションというのは、相手がいることで成り立っています。
自分に置き換えて考えてみてください。
相槌を打って自分の話を聞いてもらえると嬉しくなりませんか。
「そうなんですね!」「なるほど」「確かにそうですね!」など、話しをしているなかで、ちゃんと聞いていますよという合図として、相槌を打ってみましょう。
相手の話を聞くことに集中し、「そうですね」と頷きながら聞き、途中途中で相槌を打つことで、相手は自分の話を真剣に聞いていると感じます。
結果、相手から、この人は真剣に自分の話を聞いてくれていると感じ、信頼も得ることができるでしょう。
「私もそうなんです」「凄いですね!私はそれが苦手なんです」
話を聞いていると、相手と同じ意見、尊敬できる点、違いを発見していくことができます。
相手との共通点や、価値観が似ていると好意を感じることがありませんか?
「私もそうなんです」と共通点を見つけ出してみましょう。
また、尊敬できる点は、違いを見つけ出して、自分に出来ないことや、自分がないものに対して尊敬し相手に好意を頂くことにもなります。
聞き上手になることで、相手との距離も縮まることができるでしょう。
聞いている時に避けてほしいのは、腕組みのポースです。
長話になってきて、前でお腹を守るようなポーズ、腕をクロスしてしまう癖がある方は気をつけてください。
このポーズは、相手への拒絶の反応でもあります。
話すときは結論から先に伝えよう!
人に何かを伝える時に、まず最初に結論から伝えると相手にも伝わりやすくなります。
話をしていて、結局この人は、何を伝えたいのか?と分からなくなってしまう経験はないでしょうか。
あれもこれもと伝えるうちに、話のポイントがずれていってしまう結果、相手に伝わらずに終わってしまうのです。
「今こういうことで困っているんです」「こういう状況ですが」
仕事の場合、ちょっとしたミスや、伝え忘れなど、出てくるでしょう。また悪い結果となった場合もそうです。悪い情報は、やはり伝えるのを躊躇してしまいます。しかし、仕事に関してそのままにしておくことはできません。時間を置かず、発生した時点で、上司などに、「今こういうことで困っているんです」「こういう状況ですが」と結論から伝えましょう。
ここで結論から伝え、その上で上司に相談や判断をお願いすることで、信頼度もアップさせることができます。
わかりやすい言葉で
また、難しい言葉を使うのも避けましょう。コミュニケーション能力が高い人は、難しい言葉を使わず、わかりやすく話す人が特徴としてあります。
小学生にでも理解できると考えれば簡単かもしれません。こういう時は、ママの本領発揮ですね。
選択肢を相手に選ばせましょう!
仕事で早く結論を出さなければならない時。また、期限が迫っている時に使えるコミュニケーション時は、案をいくつか出しておいてから、上司やお客様に相談してみたらどうでしょうか。
「どの案がいいと思いますか?」「どちらが良いと思いますか?」
人は、選択肢があるとどれかを選んでしまいます。
選択肢のクイズや問題などがそれに当てはまりますね。
どれでもないとは、なかなか言いません。迷っていて、なかなか結論が出ない時などは、A案、B案、C案と選択肢として候補を挙げて、相手に選択権を与えましょう。
そうすると、少しずつ結果が見えてきます。そして、お互いの着地点を見つけることができます。
まとめ
仕事でのコミュニケーション力を鍛える3つの方法を説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
日常生活に取り入れることができるものばかりだったと思います。
仕事やプライベートでも同じようなことがあります。その時は、うまく物事を進めていくためにも参考にしてみてはいかがでしょうか。