小学校に入り、一段落して、さあ仕事を始めようかと思っている方も多いと思います。
働き始める時に、悩む一つの問題は、子どもの長期休暇の期間をどうするか。
これは、大きな悩み事でもあります。同居していたり、近くに祖父母がいれば、頼れる場合もあるかもしれません。
しかし、なかなかそうはいきません。子どもを預ける先が確保できず、働くのを踏みとどまっている方もいるのではないでしょうか。
Contents
長期休暇の預け先リスト
子どもが長期休みの場合、一体どんな選択肢があるのかをまとめてみました。
祖父母・家族に預ける
子どもをみてもらうのは、近くに住んでいるのであれば、祖父母が一番助かります。
できれば自分の両親だと気兼ねなくお願いでき助かります。
しかし、旦那さんのご両親が近くであれば、協力してもらいましょう。
祖父母にとって、孫は子ども以上に可愛いものです。
また、姉夫婦、妹夫婦など、近くに親類がいて、長期休暇の時だけ預かってもらうという方法もあります。
学童保育を利用する
学童保育を利用するのが、選択肢としては一番有力ではないでしょうか。
学童保育は、保護者の就労などのため、昼間留守になる小学生の児童を対象に、平日の放課後や、土曜日、及び長期休暇の際に保育をする事業です。
放課後など、日頃から預かってもらっているので、子どもも馴染んでいますし、お友達も一緒だと楽しいですよね。
学童保育については、各自治体が基本的に運営しています。
利用料金は、世帯の所得によって異なりますので、お住まいの区役所、市役所で聞いてみても良いでしょう。
自治体の運営なので、民間より安く利用できるため希望者は多くいます。児童が多いと定員オーバーで入れない場合もあります。
民間の学童保育を利用する
自治体が運営している学童保育とは別に、民間で運営している学童保育もあります。
利用日、日数、時間によって異なりますが、入会金や月額の利用料金は、高めに設定されています。
地域によって様々な取り組みがされていますが、都市部においては、学習サポートや、運動、英会話などを取り入れている学童保育もあります。
塾や習い事に連れて行けないという悩みを抱えている家庭にとっては、利用料金は高くはなりますが、充実した民間の学童保育も魅力的です。
育児と仕事のワークライフバランス
育児を優先し、働ける日・時間を自分で設定し、働きかたを考え、選択するという方法もあります。
午前勤務だけ、午後勤務だけにして子どもを留守番させる
働き方にもよりますが、パートで交代制の勤務が可能な職場であれば、長期休暇の時だけ午前勤務、午後勤務のみという働きかたもあるでしょう。
その際は、勤務先と事前に相談が必要になります。
勤務時間帯は、子どもに留守番させておくことになります。そのため、留守中の子どもの安全対策については、事前にきちんと家族で話し合っておかなければなりません。
週3日、週4日の派遣社員として働く
時短勤務や週3日、週4日など、短時間労働で働く方法もあります。週5で働くのではなく、働ける日を自分で決め、派遣登録をしてみましょう。
週5勤務の募集がほとんどですので、なかなか案件は少ないですが、そういった案件があれば、条件に合った勤務先を紹介してもらうことができます。
長期休暇の時だけ休めるのかどうか(面接の時点で提示しておくことが必要)
仕事をしていく中で、これは相当ハードルが高そうですが、子どもの長期休暇の期間のみ休ませてもらうという方法もあります。
この場合、面接の時点でしっかり勤務条件として提示しておくことが必要です。
仕事を始めてしまってから、「この期間は子どもが夏休みなので、休みます」と言われても、会社側は、「はいそうですか」とは、ならないはずです。
自分から勤務形態に条件提示をすることは、なかなか難しいとは思いますが、面接の時点で伝えておくことが大切です。
在宅の仕事で働く
在宅で、時間がある時に働ければいいなと思っているママたちも多いはずです。在宅ワークの仕事は、案件によってさまざまです。
記事作成などのライティング業務、アンケートや、データ入力など自分に合った仕事を選ぶことができます。在宅であれば、家で仕事をしながら子どもと一緒に過ごすことができます。
まとめ
働き方の制度改革を国全体として取り組んでいるなかで、多くの企業も、ワークライフバランスに取り組んでいます。
育児・介護休暇制度、在宅勤務制度だけでなく、子連れ出勤や託児所を会社内に設置する企業などもあります。
積極的に取り組んでいる企業もありますが、なかなか思い通りに働けない場合もあります。
自分の働き方を改めて考え、自分に合った職場を見つけていきましょう
また、小学生になったら、日頃の留守番対策などある程度練習させておくことも大切です。
チャイムが鳴っても玄関を開けない、内鍵をしておく、火を使わない、など子どもの安全を第一に考え、約束事を守るよう教えていくことも重要です。