自分が子どもの時は、そういえばこうだったな、イライラしたな。
少しは子どもの気持ちを分かってあげようと思っていても、ついついイライラしてしまう。大人の思うように子どもは行動してくれません。
泣きわめいたり、静かにしなければならないところで悪ふざけをしたり。
そして子どもの言葉や行動にイライラしてしまう。どうすればこのイライラを抑えることができるのでしょうか。
まずは、このイライラの原因を探っていきましょう。
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どうして子育てはイライラしてしまう時があるの?
子育てはどうしてこんなにイライラするのでしょうか?自分でもこんなにイライラするとは思っていなかったのではないでしょうか。その原因は、主に3つ挙げられます。
最初の1人目の子育てであること
小学生時代の頃は、自分がこういう気持ちだったということは、少しは思いとして残っていたとしても、幼児期の気持ちは、ほとんど覚えていないというのが実際のところです。
姪や甥がいて、接する機会もある、友人の赤ちゃんと接する機会もあるかもしれません。
しかし、それは数時間、数日だけであって、実際に自分が子どもを持つまで、幼児期がどういうものであるかが分かりません。
1人目の子育てだと、過敏に反応してしまい、いっぱいいっぱいになってしまうのです。
子育てや仕事に頑張りすぎて余裕がない
現代は、核家族で生活するのが当たり前の時代です。
共働き夫婦で、仕事や家事育児に追われているママ。
旦那さんが育児に参加するようにもなってきましたが、やはり負担が大きいのはママなのです。
近所に祖父母がいれば、仕事の時や自分がリフレッシュしたい時などに、預けることが可能ですが、そういった環境でない人は、毎日の生活で疲れてしまいます。
自分に余裕がない場合、子供の言動に、普段であれば笑って見過ごしていることがあっても、「どうしてそうなるの?」と思ってしまうのです。
予測不可能なことが多い
夜泣きやイヤイヤ期は、本当に大変です。
母乳が欲しいのか、オムツが気持ち悪いのか、体調が悪いのか一体どうすればいいのだろう。
突然立ち止まったかと思うと、頑として動こうとしなかったり、いつもの自分のパターンの行動が出来ないと泣きわめいたり大変です。
予測不可能な子どもに、ついついイライラしてしまうのです。
子育てでイライラせずに済む解決方法とは?
子育ては、イライラしていると子どもにも悪影響を及ぼします。
ママも、本当はできるだけ穏やかに子育てを楽しみたいと願っていることでしょう。
イライラせずに済む解決方法はあるのでしょうか。
1人で育児をせずに周りを巻きこみ相談しましょう
そういう時は、同じように子を持つ友人が出来たり、小児科の先生、支援センターの方から、「この時期はこうなんだよ」と教えてもらったり、積極的に相談しましょう。
また、他の子を見たりして、「そういうことか」と理解することができるようになります。
1人目の出産後は、自分だけで頑張ろうとせず、祖父母や周囲の人に相談し、どんどん助けてもらいましょう。
数時間だけ誰かに子どもを預かってもらえるだけで、自分のイライラも収まるはずです。
そして、いっぱいいっぱいになっている自分が少し楽になるはずです。
自分が親になると、自分の両親がどれほど愛情を注いてくれたのか、心配させたのかと思い知ることができます。
子どもがいることで、祖父母の手出すけをしてもらうことで、家族のつながりが強くなるはずです。
手抜きをしましょう
自分に余裕がないと思ったら、迷わず家事は手抜きしましょう。
共働きで旦那さんがなかなか育児に参加できない家庭も多くあります。
自分で完璧に育児や家事、仕事をするというのは、体が一つなのだから無理なんだと早めに知ることが大切です。
育児や仕事が忙しい時は、まずは家事を手抜きしましょう。
家計に余裕があれば、家事代行のサービスを利用するのも良いでしょう。
また、疲れている時は、お惣菜を買ったり、洗濯物をきちんと畳まなくても大丈夫なはずです。
そういう時は、子どもと一緒に早く寝て、疲れを取ることが肝心です。
子どもであっても他人 別人格であることを理解しましょう
子どものことを思ってそうしているのに、全然理解してもらえない、思い通りにならないと思うのは止めましょう。
ついつい、自分の子どもは、こうなって欲しいという強い思いからコントロールしたくなることがあります。
しかし、子どもは別人格であるということをしっかりと認識することが大切です。
自分の思い通りになんかなりません。
小さいながらも一人の人間として尊重してあげるよう心がけましょう。
まとめ
自分の子どもの頃を振り返ってみてください。親がこうしろ、ああしなさい、と一方的に言われてどう思いましたか?
「なんで私のことを分かってくれないの?」どれだけ押し付けられることが嫌だったか、子どももそれと同じです。
思い通りにならずにイライラしているのであれば、もう一度立ち止まって自分の行動を見つめ直してみましょう。