子どもがやることに先回っていつも口出ししてしまうことはありませんか?危険なことは大人が回避しなければなりません。しかし、生活をしている上であれもこれもとやってしまうと、子どもが自分でやろうという自立心を高めることが出来なくなってしまいます。
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自立させる5つの基本
子どもを自立させるためには、日頃どのようなことをさせれば良いのでしょうか。また、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。子どもの自立心を高めるの5つの方法を紹介します!
子どものやりたいをどんどんチャレンジさせよう!
小さい頃の失敗は何度でも体験させることが必要です。外遊びをたくさんして、転んで転び方を学んで手をつけるようになるというのも1つです。人生でたくさん転んで失敗することが小さい頃は必要なのです。
失敗して、それを親は結果を求めないということです。
子どもが「これやってみたい!」というのがあったらぜひやらせてみましょう!
やらされるのでは、やりたいと思うことを思いっきりさせることが大切です。
例えば娘は、一輪車をやりたいと学校で2年生の時に始めました。毎日のように昼休みや放課後一輪車をひたすら練習をしていたそうです。
膝を擦りむいては、また次の日に一輪車を乗りに行くの繰り返し。
全然乗れなかった一輪車が数ヶ月後には、いつの間にかスイスイ乗れるようになっていました。
何が何でも自分でやってみる!今では彼女の自慢できる1つとなっています。
家族の役割としてお手伝いをさせよう!
お手伝いは、時間が掛かります。お母さんがすれば、すぐにできることが子どもがすると、何倍も時間が掛かりますが、そこは我慢です!
一番下の娘は、お風呂掃除をしたいと言うことで、お手伝いをしてもらいました。
終わったよ!と満足げな顔で戻ってきたのは良いのですが。た時に、1回の掃除で1本の洗剤を使い切ってしまいました。泡だらけにして途中から遊んでしまったんでしょう。とほほというより、ちょっと〜〜!と言うところですが。
とにかくお手伝いは、時間がかかって当然だと思って辛抱強くやらせておいた方が良いと思います。口出しをすると、「じゃあ、ママがやれば」とやる気を損ないます。
親子で辛抱ですね。
宿題は、出来るだけ教えず自分でやるということを習慣にさせよう!
宿題が分からないと、「これってどういうこと?」「この漢字教えて!」って分からないことがあると聞きにきませんか?
教えることは、考えることから遠ざかってしまい、それが自立から遠ざかってしまうことになってしまうことがあります。何がなんでも自分でやってみる。これが将来役に立つのです。宿題は自分でやる力をつける、自分でやり抜く力を育てるものでもあります。
長期休暇の時は家のベランダなどで植物を育てて観察日記を付けさせよう!
学校での課題として植物の観察日記があるかもしれません。ホウセンカ、ミニトマトなどを学校から持ち帰って観察する課題があるかもしれません。
これは、ぜひ子ども自身に水やりをさせるようにしてください。
今では、タブレット、パソコン、スマホでの遊びで子どもの自然との実体験が少なっていることでしょう。マンションだと日常的になかなか植物をベランダで育てるのも難しいかもしれません。実際の植物、花は生き物であり、毎日水をやらなければ枯れてしまう。
与えすぎもダメということがわかります。
花が1つ、2つ咲いていき、そして実がなって種ができる。そして枯れていく。この一連の流れを観察させていく、見続けることが必要なのです。観察日記というのは、そういう意味では非常に子どもの成長には、良い勉強なのです。
本で読むよりも、ネットで見るよりもやはり実体験することが必要なのです。
子どもの自己肯定感を育てよう!
「私にはこれは出来ない!」「無理無理!」最初から諦めているお子さんはいらっしゃいませんか。
課題に対して最初から無理と決めつけていたり、自分の力を過小評価してしまうことが大きく関係しています。
その場合は、小さい目標を少しずつ設定させることが良いと思います。小さい目標であれば、子どももその達成感を味わう事が出来て、次も頑張ろうという気持ちを持てるようになります。
また小さい失敗であれば、それを繰り返ししていれば、いつか出来るだろうという気持ちも芽生えます。そうして、自分が昨日できなかった事が、少し前に進むことによって、楽観性や成長して前進していると感じる事ができるのです。
コツコツとやることで、成功した、失敗したのどちらかではなく、自分は成長しているということに目を向けられる事ができるので、「私もできるかも!」と自己肯定感が育てる事ができるのです。親である私たちも、結果を見るのではなく、それまでの過程や頑張りを褒めてあげる事が必要なのでしょう。
まとめ
自立心を育てる方法5つを紹介してきました。子どもは、日々の生活でちょっとしたことで前向きになります。
あまり手を貸さず、そして応援して自立心を育てることが必要なんですね。