子育てって本当に大変ですよね…。成長していくにつれ生意気になっていく子供たち。でもいざっていう時には「ママ…、これってどうすればいいの?」と助けを求めてきたり、アドバイスを求めてきたり。小学校高学の女の子ってムズカシイ…。
ある日突然自信をなくした時…
長女がピアノの発表会に向けてあと1ヶ月を切ったというある日。
「頭が真っ白になって全然途中から弾けなくなる」と。
今までピアノを6年間習ってきて、ピアノ発表会も毎年経験したなかで、初めての経験だったようです。私も焦る我が子を目の前にどういうアドバイスをして良いものかも分からず。
「焦らず、ゆっくりでいいから弾いてみよう」「他の人は気にせずいつもの練習通りに弾いてみたら」
ありきたりの言葉しか言えませんでした。あとは本人を信じて、できるだけプレッシャーをかけないように、遠くから見守っていました。発表会までは毎日のように発表会の曲をひたすら弾いていた長女。
発表会当日、直前の練習でもやっぱりつまづき、いざ本番!!
不安が的中しました。本番でもやっぱり同じところでつまずき、一瞬シーーーンと静まりかえった会場。。その後のことは本人も、パニック状態になっているのがわかりましたが、どうしてやることもできず見守るだけでした。
先生が途中から楽譜を持ってきて、最後までどうにか最初からやり直し、終えることができました。
長女の気持ちを軽くしたのは、同じ経験をした生徒さん
控室で泣いてしまった長女。その後唯一助けられたのが、同じピアノ教室に通っていた20代ぐらいの生徒さんでした。「私も同じように、つまずいたことがあるのよ。全部忘れてしまって楽譜を取りに途中で戻ってしまったし。。」と言ってくれたそうで。それが本人にとって、気持ちが軽くなった瞬間だったようです。
良い経験の一つ!
高学年になると、親よりも友人や先輩、信頼できる先生などの方がすんなりと心に入るのでしょう。
ピアノ発表会は、残念ながら本人にとって「最悪な日」になってしまったかもしれません。けれどもこれも苦い経験と思って、成長していって欲しいと願っています。
ピアノの発表会で自信を失いかけていましたが、それはまた新たな挑戦の糧となっています。やり続けて得られるものも大事だと思います。また他に何か目標を定めて、そこまで頑張らせるというのも一つの手だと思います。
ピアノはこれが一つの区切りかなと思い、これを最後に終了しました。