漢方や薬膳は、東洋医学として、昔から日本人の生活に根付いていたものでもあります。しかし、西洋医学が入り、東洋医学から離れている時期がありました。
ただ、漢方などについては、企業などで長年研究されています。昨今は、若い世代でも漢方や薬膳についてのメリットなどの情報を得ることで、認識が徐々に変化しており、漢方薬膳を日常に取り入れてくる人も増えてきました。
何となく疲れやすい、食欲がない、冷えやむくみがつらいなどの体調不良に対しても漢方や薬膳を取り入れている方が多くいます。このような症状がある方や女性には、特に人気がある資格です。
健康ブームや予防医学の人気から、漢方・薬膳に関する資格は、人気の資格となっています。ここでは漢方・薬膳に関する人気の資格を紹介いたします。
漢方コーディネーター
漢方コーディネーターは、日本安全食料料理協会が認定している資格です。漢方コーディネーターは、漢方や漢方薬に対する基礎的な知識、漢方で行われている診断方法、そして養生などの知識が必要となってきます。
漢方は、植物・動物・鉱物などの生薬を組み合わせたものであり、人間の自然治癒力を促します。そして、病気の予防や治療をし、体質改善を目指す医学です。漢方コーディネーターは、病気予防や体質改善につながる暮らし方の提案などを行うことができます。
また、薬剤師免許を取得していれば、漢方コーディネーターとあわせて、漢方薬の調合や販売に携わることも可能になります。
薬膳調整師
薬膳調整師とは、日本安全食料料理協会が認定している資格となっています。薬膳に関する基本的な知識、食材のもつそれぞれの効能などの専門的な知識など一定上の知識を持っていることが必要になってきます。
受験資格は特にないので、薬膳に興味をもっている方や、食事に取り入れてみたい方などにも人気の資格となっています。
薬膳の基礎知識、食療と薬膳の 五味・帰経・食養生 ・食材の性質・食材と効能などを理解しているかどうかの知識が問われます。薬膳調整師の資格は、通信講座や資格学校などで学ぶことをオススメします。
薬膳漢方マイスター
薬膳漢方マイスターは、通信講座「formie(フォーミー)」で取得できる資格です。薬膳の基本知識や理論から、毎日の食事に取り入れることで、健康を維持できることができます。
また、美容や食以外の活用法まで幅広い知識を取得することができるので、楽しみながら生活に取り入れることができるようになります。
薬膳マイスター
薬膳マイスターは、国際薬膳食育学会が認定する資格となっています。薬膳マイスターは、薬膳に関する基本的な知識が必要です。また、できるだけ食事に取り入れられるよう美味しさ、作りやすさをプラスし、薬膳を食べやすくできる資格として人気があります。
こちらの資格をとれば、日常生活のなかでも薬膳を取り入れやすくなり、健康的な生活や体質を維持することができるようになります。
マイスターになるための講座では、薬膳料理や薬膳酒、薬膳茶のレシピを学ぶことができるので、家族の健康のために、すぐに生活に取り入れる事が出来る内容です。
薬膳アドバイザー
薬膳アドバイザーとは、日本中医食養学会が認定している資格です。日本中医食養学会が主催する講座もしくは、契約している教育施設で講座を受講し、取得することができます。
薬膳に関する基本的な知識を持っている能力がある方に認定されます。薬膳料理を扱う飲食店や料理人など人気がある資格となっています。
薬膳コーディネーター
薬膳コーディネーターは、本草薬膳学院が認定する資格となっています。美容や健康を保つための薬膳のメニューを考案し、薬膳を取り入れている飲食店のメニュー開発に応用することができる知識があることを証明する資格になっています。
薬膳に興味がある方が、普段の生活に薬膳を取り入れることで、日頃不足しがちな栄養素を補うこともできるようになります。そして、美味しく健康的な生活を送ることができます。