突然の発熱、風邪をはじめ、水ぼうそうなどの伝染病、インフルエンザなどの流行風邪になった時、どうするか。
子どもが幼児期の場合は、急な発熱が多くあります。
また、小学生でも突然夜中から具合が悪くなり病気になってしまうこともあります。
幼稚園、保育園、小学校では、子どもが病気の場合、通園、通学はできません。
発熱などの1〜2日で治るような病気であれば、祖父母に診てもらう、あるいは、父親、母親のどちらかが会社を休んで対応するなどできるでしょう。
しかし、1日丸々休むことができなかったり、インフルエンザや伝染病などで完治するまでに数日から1週間など休まなければならなった時、どうするか?
病気をした時のいざという時の預け先は事前にリサーチしておいた方が良いでしょう。
病児・病後児保育の預け先
子どもが病気になった時、どこに預けたらよいのでしょうか。いざという時の預け先は以下の選択肢があげられます。
・各自治体の病児・病後児保育
・ファミリーサポートセンター
・民間の病児・病児・病後児保育
病児・病後児保育
病気中・病気回復期の子どもが、親の仕事などの都合で家庭での育児ができない場合,医療機関に付設された施設で一時的に保育してもらえる事業です。
お住まいの自治体のHPで確認することができますので、実施施設などを把握し、事前登録が必要な場合は、済ませておくことが必要です。
また、当日の持ち物や診断書などの提出書類も必要となります。
ファミリーサポートセンター
各自治来の子育て支援として、ファミリーサポートというものがあります。
この制度を利用にするには、事前の会員登録が必要となります。
子育ての援助を受けたい人と子育ての援助を行いたい人それぞれが会員となり、お互いに育児の助け合いを行う事業となっています。
援助をする会員担った場合は、預かる子どもの安全・事故対策を含めた講習を受講することになっています。
また、子どもを預ける前、会員同士で顔を合わせることになっているので、親も安心することができます。
ファミリーサポートは、基本的には、自宅近くの会員が子ども一時預かりをしてくれることになります。
近所のおばさんやおばあちゃんに預かってもらうような親しみやすさがあります。
利用内容
・保育施設等への開始前や終了後の子どもの預かり
・保育施設までの子どもの送迎
・学童保育終了後の子どもの預かり
・通院や、冠婚葬祭等の場合の一時的な子どもの預かり
病児・病後児預かりなどの実施については、各自治体によって異なりますので、お住まいの自治体のファミリーサポートセンターで確認してみてください。
民間の病児・病児・病後児保育事業
保育士などの有資格者・実務経験者、子育て経験のある病児保育専門のスタッフが子どもを診てくれる事業です。
民間の事業となりますので、費用については、自治体のサービスよりもかかってしまいますが、自宅保育をしてもらうことも可能なので、子どもが安心して過ごせるという点があります。
また、かかりつけ医の受診をお願いできたり、感染症の場合でも対応してもらえる等、利用者にとっても安心してみてもらえるメリットが多くあります。
いざという時に頼りになる預かってもらえる場所があるというのは、ママにとっても助かりますよね。
事前に登録しよう!
子どもの突然の熱は、どうしようもありません。
病気になってから焦って探してもいきなり預かってもらえるところは、なかなかありません。
仕事を始める前に、預け先の候補を挙げ、電話で話を聞いたり、実際見学に行ってみたりして、登録を済ませておくことが大切です。
いろいろ預け先の話を聞いたり、見学することで、その家庭にあった場所を見つけていくことも必要です。
勤務先への連絡は早めに!
子どもが突然病気なり休む場合、勤務先への連絡が必要になります。
どうしても預け先がなく休む、病院へ連れて行くため午前中休む等で対応することになります。
子どもの状況など、会社でも日頃から話題にしておくと、休む場合、話もスムーズに通るでしょう。
また、勤務先への連絡は、2つの連絡方法で確実にしておきましょう。
- メールで部署全体に送信する
- 勤務開始時間になったら、電話連絡をする
メールと電話、2重の連絡をすることで、勤務先への信頼度も上がることになります。
まとめ
仕事を始めると、いろいろ心配事が増えていきます。
その一つが、子どもの病気です。
集団生活をしている子どもが病気になったり、体調を崩してしまったりというのは、仕方のないことです。
子どもの安全と健康のためにも、事前の準備をしておくことが大切です。
祖父母に頼めるのが、一番安心ではありますが、遠方に住んでいる場合、来てくれるのにも時間がかかってしまいます。また用があったり、急な対応でみてもらえない場合もあります。
備えあれば憂いなし、子どもや自分のためにも他にも登録しておくなど、セーフィティネットを作っておくことが必要です。